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寺院共存型ホテル京都河原町で開業 1階に浄教寺本堂 三井不G

 三井不動産と三井不動産ホテルマネジメントは9月28日、寺院とホテルの一体開発となる「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」(京都市下京区寺町通四条下る貞安前之町620番)を開業する。
 ホテルは、500年の歴史をもつ「多聞山鐙籠堂浄教寺」と連携した複合建物となる。寺院は近年、建物の老朽化や後継者の不在、檀家離れといった課題を抱え、閉院を余儀なくされる事例が少なくないという。こうした背景のもと、浄教寺を次代に残すため、浄教寺の所有地に寺院共存型ホテルを開発する手法が選ばれた。建物は地上9階建てで、1階が浄教寺の本堂、2階以上がホテルとなる(2階はレストラン、大浴場)。客室数は167室。
 コンセプトは「次世代に向けた寺のホテル」。エントランス前に浄教寺の象徴である高さ3メートルの燈籠(とうろう)を設置し、外観の基壇部は二段の屋根庇と簾をモチーフにした格子、寺院ならではの庇の裏の垂木などにより構成した。また浄教寺の収蔵品や装飾、美術品を館内で保存・展示する。「朝のお勤め体験」など、浄教寺と連携した宿泊者向けの企画も用意する。
 ホテルは阪急京都本線・京都河原町駅から徒歩1分の立地。史跡が多く残るエリアで、徒歩圏には四条河原町や先斗町、祇園がある。宿泊料金は通常1泊2万円前後、10~11月は同1万円前後を想定している。

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