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大言小語 悲しみを減らす

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 東日本大震災が起こった11年3月11日。2年の歳月が、震災を経験した人たちの心を少しずつであっても癒してくれたと祈りたい。震災復興や原発処理はいまだ道半ばだが、3.11以降、日本社会の価値観は大きく変わり、多くの教訓も得た。安全・安心、家族や友達、信頼や絆といった平凡だった言葉はその重みを増し、多くの日本人がそれを心に刻んだ。

 ▼そんな中、「大震災から家族を守る!」(世界文化社刊)と題した書籍が発行された。阪神・淡路大震災の直後、復興対策本部事務局長として現場の指揮をとり、現在は政策研究大学院大学客員教授を勤める三井康壽氏の著書だ。日頃から、ちょっとした心配りや知恵を持っているだけで、非常時の負担や被害を最小限にとどめられるという内容で、都市に暮らす人たち、その中でもとりわけ家庭・家族の中心である主婦に、語りかけるような文体で書かれている。

 ▼3.11直後、物流網が寸断された首都圏。多くの商店で食料品が一時的に枯渇した。JRをはじめとする鉄道路線がストップし、帰宅困難者も多く発生した。「家族の安否さえ確認できたなら、震災の夜、危険な夜道を歩いて帰る人はもっと少なかったのではないか」。「減悲」という考えを出発点に、2つの震災を通じて筆者が経験した自助・共助の話がいっぱい詰まっている。改めてこの2年間を見つめ直したくなる。

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