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大言小語 マンションの表札

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 500戸のマンションで、表札を出しているのは1軒、それも男か女か分からない名前の私だけ―というのは、マンション管理業協会理事長の山根弘美さん。家族は福岡市に住み、単身赴任18年目。現在は都内のセキュリティシステムが整った超高層建物に住むが、それが地域コミュニティ形成にとって大きな壁となっている、皮肉な結果を招いていると指摘する。

 ▼マンションに安心・安全に暮らすために、最も大事なのはソフト面での対応である。災害時、共に守り助け合うには、日頃の交流などで育まれる地域のコミュニティが必要だ。誰が住んでいるのか、そして家族構成を把握しておかないと、いざという時、確認もできない。そうした情報が、それがプライバシーや個人情報保護と共に、セキュリティシステムの浸透で、取得できなくなってきた。

 ▼表札がなくても管理組合と管理会社で、全入居者の状況を把握できていればいいが、そうではないから問題なのだ。表札のあるなしは、コミュニティ形成にとって象徴的だ。小子が住むマンションで表札がある住戸は60%ほどで以前より減ったし、最近越してきた住戸では郵便受けの名前もないので、誰が住んでいるか分からない。入居して10数年になるが、住民の顔は7割方覚えたものの、名前と顔が一致する人は3分の1にも満たない。大地震にどう備えるかを考えてみて、足元のお寒い現実が改めて浮かび上がった。

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