お知らせ
快適追客ツールPropoCloud(プロポクラウド)

大言小語 花の色は移りにけりな

この記事を読むのに必要な時間:約1分

 桜の花の色が年々、白っぽくなっているように感じる。日本の桜の多くが樹齢を重ねてきているからだろうか。だとしたら、超高齢社会を迎えている日本という国にふさわしい、まさに〝国花〟である。

 ▼しかし、老いることは決して哀しむことではない。哀しむべきは、花の色が褪せるごとく、外交において日本という国の存在感がますます薄らいできていることだろう。敗戦後、戦略をもたず追従外交しかしてこなかった国の悲劇である。ただ、もはやそのようなことはどうでもいい。

 ▼45年頃と言われているシンギュラリティ(AIがAIを作り出す技術的特異点)以降は、人類の想像を超えた社会がやってくるようだ。そのとき唯一大事なことは、人間はどうすれば存在感を持ち得るのかであろう。人類の想像を超えるのだから、想像してもせんないが、おそらくは強大な権力や経済力を身につけるようなたぐいのことではないと思う。

 ▼人間は煎じ詰めれば〝心〟の存在だから、そのありようになんらかのオリジナリティをもつことではないだろうか。町の片隅にある寂れた居酒屋でも、心やさしい夫婦がやっているような店は、何ものにも代え難いように。

 ▼桜の花の色が年々、白っぽくなっていくように感じるのは、もしかしたら見る側の心のありようが、既にオリジナリティを失い、気弱になりかけているせいなのかもしれない。

連載「大言小語」の記事一覧

住宅新報ロゴ

同カテゴリーのプレミアム記事

同カテゴリーの速報ニュース

最新の速報ニュース

この記事へのリアクション

情報を整理整頓して業務を効率アップ!気になったニュースはすぐスクラップして、業務に活かせる自分だけのデータベースをつくりましょう。

広告についてのお問い合せ | プレスリリースの送付

2020年度宅建登録講習は申込み受付中
合格請負人「氷見敏明」の宅建WEB講座
住宅新報 WEBセミナー 4月上旬より開講

注目のキーワード

週刊!みんなの気になるニュース

ピックアップ

オススメ

新着情報

一覧へ ≫
皆様からの情報提供をお待ちしています