レオパレス21の施工不備問題で5月29日、外部調査委員会が最終報告書をまとめた。創業者の深山祐助氏の違法性の認識や違法な指示は判明せず、「商品開発担当者ら」との表現で〝誰〟の責任かを具体に特定しなかったが、ワンマン体制のその意向のみを汲んだ、役職員らの遵法意識やリスク感度の低さを指摘。同日の会見で同社は、リスク管理体制の再構築や専門部署の設置でコンプライアンス(法令遵守)方針を定着させて、企業風土の抜本的改革に着手すると表明した。
プレミアム記事です。続きはログインしてご覧ください
スタンダード会員(無料)の方は月5本までご購読いただけます
新聞のお求めはこちら≫ 会員についてのご案内はこちら≫