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大言小語 「百歳住宅」とは

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 簡易生命表によれば、現在70歳以上の女性(男性は83歳以上)は90歳を超えて生きる可能性が高い。人生が長くなれば、住まいの問題が改めて浮上する。30代や40代で購入した住まいが物理的に「終の棲家」になり得るのかというレベルの話ではない。

 ▼人類がまだ踏み込んだことのない領域をこれから生きていかなければならないのが今の日本の高齢者である。安倍首相は「政治の最重要課題は少子高齢化問題」と言明したが、「長くなった老後をどう生きたらいいのか」という問題こそ、高齢化率トップの日本が世界に先駆けて挑む最大のテーマである。

 ▼仮に、現役を退いたあとの老後が20年あるとすれば、それは生まれてから成人になるまでの時間であり、少年期、青年期よりもはるかに長い。しかし、少年期や青年期と違い体はどんどん衰えていく。ただし、認知症にならない限り「脳」は衰えない。つまり、肉体が衰えていく自分を明確に意識し続ける自分がそこにいる。自ずと死と向き合い、死とは何かを考えざるを得ないのが「老後」というものだ。

 ▼それでも人は人生とは、幸福とは何かと考え続けるだろう。そのとき、どこに、誰と(あるいは一人で)、どういう住まいに暮らすことが幸福に結びつくのか。「持ち家」とか「賃貸」という枠を超え、ハードとソフトの両面から捉える「百歳住宅」というものの意味について、議論を始めようではないか。

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