低成長が続きながらも、大胆な金融政策が日経平均株価を改善させ、一定の景気回復を果たしていた。その折に、今般のコロナ禍関連の企業倒産は、帝国データバンクの調べで500件を超えた。内閣府が9月8日に発表した4~6月のGDP(2次速報)は、年率換算マイナス28.1%と衝撃を与えた。収益悪化の深刻さが増す企業は、手元資金を確保するため借入金に加えて、企業不動産(CRE=Corporate·Real·Estate)の利活用にも視線を注ぐ動きが出てきた。 (坂元浩二)
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