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UR都市機構がピーエイと協働 目黒区で地域活性化事業 UR初の小規模多目的施設

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新施設は開放型の構造で飲食テナントが軒を連ね、その屋上部分に屋外テラスが設置されている コロナ対策を意識し、拳を合わせる形で協働体制を表現する村上本部長(右)と加藤社長
 都市再生機構(UR都市機構)と、地域の街づくり事業を手掛けるピーエイ(東京都文京区、加藤博敏社長)が協働し、11月6日に東京都目黒区の西小山で地域活性化施設「Craft Village NISHIKOYAMA(クラフト・ビレッジ・ニシコヤマ)」を開業した。地元商店街とも連携して街のにぎわい創出を図る施設で、URとしては初めて手掛ける形態の地域密着型事業となる。

 「クラフト・ビレッジ・ニシコヤマ」の延べ床面積は合計約330m2、事業全体の敷地面積は約1600m2で、個性的な飲食テナントを幅広く集めたほか、地元商店街等が活用できるブースやイベントスペースなどを整備した多目的施設。ウィズ/アフターコロナで求められる新たな生活様式を踏まえ、屋外型のテラス席も設けた。

 URが得意とする大型再開発や、UR団地の敷地を活用した地域交流・活性化といった事業とは異なり、暫定的な施設を除けばURとして初めて手掛ける小規模な敷地・建物。コンパクトな領域で地域とより密接な連携を図る、新たな取り組みと言える。

 開業前日の11月5日に開かれた内覧会で、加藤社長は同施設のコンセプトとして「クラフト、サステナブル、コミュニティ」という3つの要素を挙げている。手作りで個性的な提供品、環境への配慮、そして特に近隣の商店街や住民との連携を重視する方針を示したものであり、加藤社長は「地域のために運営していく施設であり、ぜひ交流の場として活用を」と強調した。

得た知見を団地でも

 同施設の事業敷地は、目黒区の「原町一丁目7番・8番街区」内に所在し、09年にURが目黒区の要請を受けて取得した土地。併せて防災街区整備事業の実施要請も受けており、同区が事務局を務める「共同化に向けた地元の検討会」に地権者として参加するなどして、周辺街区の不燃化や建物の共同化などに協力してきた。

 こうした一連の開発事業の一環として、URは取得した土地で〝地域街づくり支援事業〟を展開。公募により18年にピーエイと事業パートナー協定を締結し、同施設の整備に至った。

 UR東日本都市再生本部の村上卓也本部長は「初めて手掛ける規模や形態の施設であり、ビジョンの構築から始めてリノベーション的にまちづくりを担う試み。行政の意向や地域のニーズが前提とはなるが、これからもこういった事業に取り組むと共に、ここで得た知見を再開発やUR団地の活性化などの事業にも生かしていきたい」と語り、今後の展開に意欲を見せた。

 同街区では今後、21年度に同施設の隣接地で住商複合型の「共同化建物」の建設を着工。併せて周辺建物の建て替え支援なども進め、23年度には防災街区整備事業全体が完了する見込みだ。

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