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不動産仲介士®とは? 

連載 特集 不動産の資格

この記事を読むのに必要な時間:約8分

お客様目線で、真の不動産仲介実務のプロへ

不動産仲介士のイメージ

一般消費者は、今や24時間いつでも、不動産物件情報を検索できる時代。多種、多量な情報のなかから、「自分に最適な物件」を選択する判断材料を不動産仲介担当者に求めます。お客様の期待に応え信頼を得るために必要な、ビジネスマナーから法律、税務、金融の専門知識、プレゼン・コミュニケーション能力、IT、顧客管理、建築・リフォームの知識まで、幅広い知識と能力が求められる。それを身につけた者が「不動産仲介士®」です。

不動産仲介士®の業務

一般消費者は、人生において、何度も不動産の売買取引を経験するものではなく、「人生の節目」に不動産取引が発生すると言ってよいでしょう。その大切な節目に、お客様と一緒に考え、悩み、相談に応え、助言や時には勇気づけながら、貴重な時間を共有でき、ともに感動できる…不動産売買仲介とは素晴らしい職業です。

購入を検討されるお客様は、「購入の時期は適切か」、「この物件でいいのか」、「住宅ローンは変動がいいのか、固定がいいのか」、「新築を購入すべきか、既存住宅を購入してリフォームをすべきなのか」・・・、など様々なことを考えながら検討をしていきます。
一方、売却を検討されているお客様も、「いま売却してもいいのか」、「売出価格はいくらが適切か」、「売却に伴う税金は」・・・、不安に思うことは多岐にわたります。

このような不安や疑問を抱えた消費者に安心していただけるように寄り添い、一人ひとりのお客様にとって、正しい方向に導くための提案ができる。そしてお客様に満足いただく。そんな仕事を追及していける実務者が「不動産仲介士®」です。

不動産仲介士®の活躍の場

不動産売買仲介業に従事している方

不動産会社の営業担当者にとって、1件の問い合わせ、1組のお客様の出会いは大変貴重です。一方お客様にとっては、営業担当者との最初の段階で「分かってもらえない」、「話を聞いてもらえない」、「知りたいことを教えてくれない」という経験をすると、その担当者に任せたくないという心理が働き、お客様との関係は途切れてしまいます。

営業担当者は「問い合わせに対応する段階」、「接客の段階」、「物件案内の段階」、「価格査定の段階」、「条件交渉の段階」、「購入申込書や売渡承諾書をいただく段階」など、それぞれの段階でお客様から観察され、評価をされています。

いずれの段階でも、お客様から「大切に扱ってもらった」、「分かりやすかった」、「安心できた」という合格点をいただいた営業担当者が「契約」というゴールにお客様と一緒にたどり着くことができます。
多くの合格点をいただける営業担当者は、お客様に高い満足度を提供できることはもちろん、組織内においても生産性が高く、戦力として高い評価を得ることができるでしょう。

不動産賃貸仲介業・管理業に従事している方

賃貸管理業に従事している方であれば、オーナー様からの資産の組み換え相談に対応するためのスキルや知識が求められます。賃貸仲介業に従事している方であれば、「借りようか、買おうか」という相談に対応するスキルや知識が求められます。賃貸仲介や管理の業務知識に加え、売買仲介業務への対応力を高めれば、組織内において高い評価を得ることができるでしょう。

これから不動産業を学びたい方、開業したい方

宅地建物取引士の資格を取得したからといって、不動産ビジネスが始められるわけではありません。購入や売却を検討している方々への具体的な対応や取引にともなうリスクを未然に防止するための調査実務などはなかなか学ぶ事ができません。「不動産仲介士®」試験のための講座はこれらを体系的に学ぶことができ、実務に必要なスキルや知識を身につけることができます。

実施団体 「日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会」について

1.消費者が不動産業者を選択する際の「重要な指針となる資格」を目指します。

消費者が不動産取引を行なうのは、一般的には一生に限られた回数であり、その必要な時に誰に相談するかは悩ましいのが現状です。この資格は、「お客様主義」を全面的に採用した不動産流通営業の試験を、見事クリアーした人に与えられるものであり、お客様が「不動産業者を選択するシンボル」の資格に近づけるように努力しています。

2.不動産流通業者の「一層の質の向上」に寄与します。

平成16年6月に「住生活基本法」が施行され、併せて、昨今、地球温暖化防止のCO2の削減という世界的テーマのなか、わが国でも良質の住宅供給が必然の課題になっており、「新築主体」から「ストック重視」の住宅政策に大きく方針転換がなされました。

また、新築から中古流通への流れが年を経るごとに大きくなり、正しく、安心できる取引を流通業者は厳しく求められる時代となりました。

当協会は、不動産流通業が社会的に非常に重要な業務であることを改めて認識し、世間からより信頼される流通営業担当者の育成にその機能を発揮してまいります。

団体ホームページ

試験日程 (2020年度 第1期)

申込期間 2020年3月2日(月)10:00~6月25日(木)17:00
試験日 2020年4月1日〜6月30日 CBTシステムで受験
合格発表 7月中旬から下旬に協会ホームページにて発表
受験料 11,000円(税込)
実施団体 特定非営利活動法人日本レジデンシャル・セールスプランナーズ協会
※受験申込みについてはJ-Testingをご参照下さい。

試験内容

項目
  1. 総論、住生活基本法、業界時事 3問
  2. コンプライアンス関連法規 3問
  3. ビジネスマナー 4問
  4. エリア調査、IT、販売活動など 5問
  5. 反響応対から案内・クロージング 18問  
  6. 価格査定、媒介契約 2問
  7. 物件調査、重説、契約行為 11問
  8. 建築知識、品確法、インスペクション 4問

全50問

住宅新報からワンポイント

過去の試験における合格率は40.0%~61.7%。狭き門というわけではありませんが、 これは資格の取得をゴールではなくむしろ「スタートライン」と位置付け、引き続き学び続け る向上心を尊重する、主催者のスタンスの表れと言えます。
基礎知識や営業実務、建築知識の各講座を協会発行の教本で学習し、 資格認定 試験に合格して資格の登録を希望すると、「不動産仲介士資格認定証」が交付されます。

国が掲げる中古流通促進策では、流通の「入り口」に当たる仲介営業の果たす役割が 重視されています。その資質向上に向けた議論も活発です。不動産仲介士®は、そうした 時流に合致した資格と言えるでしょう。

また2019年から日本不動産仲裁機構(法務大臣認証裁判外紛争解決機関)の 調停人基礎資格に認定され、ADR調停人となった不動産仲介士は、(一社)日本 不動産仲裁機構が実施するADR手続きにおいて、不動産売買に関するトラブルの ADR業務を実施することができるようになりました。

難易度★★ 資格の有用性 ★★★
 

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